前回はちょっとしたスランプになったときの解決方法を書きました。
【コーチング】子どものちょっとしたスランプの脱出を手伝うための会話術
ここに載せた会話だけでなくスランプ脱出として、
実はいくつか子どもにトラップを仕掛けていたので、ここで種明かししちゃいます。
知ってる、分かってる、乗れるの違い
乗れなくなったのはたまたまだと知ったところで、
それで乗れるからどうかは別問題です。
- 知ってる、と
- 分かってる、と
- できる、と
は、違います。
料理で言うと分かりやすいです。
- レシピを知ることはかんたん。
- 作ってみないといろいろ分からない。
- で、3回連続おいしくつくれたら、作れるって言える。
だから、ここで乗れるようにするための一工夫をしました。
乗れるようになった記憶がそこにはある
その日に練習した公園は、一ヶ月間練習してきて、乗れるようになった公園です。
なので、「乗れるようになった」って記憶が一番強い公園です。
これはもう記憶から消しようがありません。
大人になったら消えるかもしれませんが、はじめて一輪車に乗れたってのは強烈です。
しかも、この公園の中には、まさに乗れるようになった場所があるわけです。
スランプを脱出できると、さらに…
スランプ脱出のきっかけづくり会話を終えて、
Aちゃんには、
「乗れるようになったときを思い出すためにこっからやろう!」
と声を掛けて、一輪車に乗るときに支えにした、裸足で歩いたらイタイイタイ!って言っちゃう健康歩行遊具に行ってもらい、挑戦しました。
すると…
なんということでしょう…
一発で乗れちゃったんですね~
この一発で乗れたってのはすごくラッキーで、
スランプ脱出グセがつくんですよね。
スランプってのは確かにあるんだけど、まぁでも脱出できるよね
っていう記憶がつくれたりします。
今度、他のことでスランプになっても、
一輪車のときできたから今回も大丈夫
って声かけできますし、本人も思えますからね。
ラッキー、ラッキー!
場所記憶、うまく使おう
ということで、
一度成功してることに関しては場所記憶をうまく使うことで、
スランプ脱出にも自信回復にも使えますし、
ここの公園は縁起がいいってことで、自分のパワースポットにすることもできます。
うまく使っちゃいましょう。
P.S.
まだまだぁぁぁぁぁ!
って勢いで次も書きます。
大人でもセルフコーチングに役立てるお話です。
「無理」って口癖になってませんか?